ネットによって「離岸流」の存在もだいぶ知られるようになりましたが、「いざ!海水浴」というときにちゃんと思い出して欲しい。
離岸流とは
冲から海岸に打ち寄せた波が、沖に戻ろうとする非常に早い流れ。
うっかり巻き込まれると、あっという間に沖に流されてしまいます。離岸流を知らないとパニックになって岸に戻ろうとするも、離岸流の勢いに敵わずどんどん体力を消耗してしまいます。
離岸流に流されないためには
海水浴場では離岸流の範囲は立ち入り禁止にされています。ですから、遊泳区域以外にはみ出さなければ、まず大丈夫。万が一巻き込まれても沖の遊泳境界にブイのついたロープが張られているので、それに捕まれば一安心です。
海水浴場ではライフセーバーの目を盗んで遊泳区域の外へ出ようとする人が必ず居ますが、おふざけでするには代償が大きい事故につながるので、絶対に真似しないようにしてくださいね。
離岸流で流されたら
離岸流の勢いが強いのは、その幅が狭いからです。ムリして岸に戻ろうとせず、まずは離岸流から外れることを優先しましょう。岸と平行に泳ぐと幅が広くない離岸流から逃れることができます。